お子さんが偏食で栄養不足にならないために

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

自分のからだを知ることからはじめる『食セッション』をしている清水綾香です。

 

お子さんの偏食で悩まれているお母さんが少なくないようです。

お子さんのことを思い、いろいろと手を尽くして頑張っていらっしゃるお姿には本当に頭が下がる思いです。

でも、それでうまくいかないケースではお母さんが結構疲れてしまっていたり、あきらめかけてしまっていたりするのもよく見聞きします。

 

せっかくのお母さんの努力や工夫を、なるべく無駄にしないよう、『栄養』という切り口でどう付き合っていったらよいか、考えてみたいと思います。


◆偏食を治す目的は?

『必要な栄養素を食品から得るため』ということがもっとも大事なことだとは思いますが、お子さんご自身が『その食材のおいしさがわかる、感じる』ということも同時に大事な要素だと考えています。

味覚は、五感の1つですから、さまざまな食品素材そのものが持つ『あじわい』を感じられることは、豊かな感性を育てることになると思うからです。

それは、食事にとどまらず、自分の感情や人との関わりにおいてもさまざまなものを受け入れることができるということに繋がっていくのではないかなとも思っています。

『せめて食べられるものを食べてもらいたい』という考え方を否定する必要もないと思っていますが、はじめに『好き』と受け入れてくれたものを『子どもが喜んで食べてくれるから』と、そればかり与えたり、ほかのものをチャレンジする機会を減らしてしまうのは、子どもの心身の成長や生きる力を育てていくということを考えたときに、疑問が残ります。

 

 

◆思い込みを取り払おう

思い込みの例 その① 『うちの子は〇〇は食べないから・・・』

過去に何度か出してみたけど、子どもが食べなかった。その事実だけで『うちの子は〇〇は食べない』とレッテルを貼っていませんか?

 

思い込みの例 その② 『この料理は、この材料でこう作るもの』

料理を作るとき、一般的な作り方や使う材料の枠にとらわれていませんか?

作り方を工夫したり、材料を少し変えたらお子さんが好む料理に変わることもあります。

 

どちらの思い込みも、ただ単にお子さんが食べられるようになるチャンスが来てないだけかもしれない例です。

一度、思い込みを取り払ってお子さんの考えや感じ方などに再アプローチしてみませんか?

新たな発見があるかもしれません。

それによって、何か解決の糸口が見つかるかもしれません。

 

 

◆お子さんとコミュニケーションをとってみる

解決の糸口を見つけるにあたっては、お子さんがおしゃべりができるようになっている年頃であれば、お子さんとのコミュニケーションなしには進みません。

なぜ、食べたくないのかお子さんに直接聞いてみましょう。

ただ、聞き方にもコツがあります。

『食べないこと=悪いこと』という前提にならないような聞き方をするとよいと思います。

食べてくれない食材や料理にだけ注目した聞き方ではなく、『好きな食べ物』についてもどんなところが好きなのか聞くことで、お子さんが何を重視しているのか、特徴を探ることができ、食べてくれない食材や料理の改善方法が分かることもあります。

 

 

◆子どもに聞いても答えてくれない

答えてくれないのには、何か理由があるはずです。

食べないことを注意されるのだと思って口を閉ざしてしまっていたり、

何と説明してよいのかわかっていないだけだったり、

お母さんの質問の意味がよくわからないだけだったり、

今は、ほかに興味がいっていてお母さんの投げかけが上の空だったり。

質問の言い方をいろいろ変えてみると、どうでしょうか?

『何で食べないの?』と行動に目を向けるよりも、そたれを食べたときに『どんな感じがするの?』とお子さんの感じ方を共感してあげるような聞き方もおすすめです。

ちなみに、共感するというのは、『同感する』のとは違います。これについては、この方の説明が分かりやすいですよ。共感と同感の違い(リーディングセラピスト川上美佐さんのコラム)

質問するタイミングを変えてみると、どうでしょうか?

食事をしていないときに話題に出すのもポイントです。詰問にならないよう、普段の会話の一部として聞いていくと、自然に話してくれやすい印象があります。

それでも答えてくれない場合は、また時期を改めると良いかもしれませんね。

このとき、答えが出てこないことにもOKを示してあげましょう。

そして、『どうして食べたくないなのか、食べるとどんな感じがするのかわかったらお母さんにも教えてね』と添えましょう。

 

 

◆食べたくない理由や原因を取り除いた料理にすればOK

食べてくれない理由や原因がわかったら、その原因を解消してくれる料理にその食材を使ったり、調理法を工夫してあげると食べてくれることがあります。

 

でも、そんなに簡単にはいかないことが多々あるものですよね^^;

 

 

◆お母さんの『こっそり大作戦』で栄養補給

苦手なものを食べさせるのに、たとえば野菜なら細かく刻んでハンバーグに混ぜてしまうというような『気づかれないように食べさせる大作戦』に出ることが多いようですね。

もちろん、これもよい作戦です。

でも、長い目で見ると、『その食品の素材そのものの味わいを感じる、あじわう』ということにはならないので、その食材単独では食べることができないままになりがちです。

栄養をとってもらうことも大切ですが、食材ごとの味わいを感じ、感性を育てていくことも大切なので、なんでもかんでも気づかれないように混ぜ込む、忍ばせるという与え方にするのは、子どもの成長する機会をなくしてしまうことにもなると思います。

 

食べられる食材の種類にもよりますが、できることなら、栄養素を意識して、同じ栄養素を含むものに置き換えてとるようにするのが理想的かなと思います。

たとえば、肉魚を食べてくれないのであれば、卵や大豆製品でとるようにするなど。

でも、『肉魚卵大豆、すべてがダメ』とか、『豆腐しか食べてくれない~』なんていうときは、どうしたらよいでしょうか。

実は、そのようなケースでも奥の手がありますよ。

それについては、食セッションやミニ講座などで各食品群ごとに食べてくれない食材をどんなもので代用して栄養を補えばよいかなど、具体的な例をお話ししています。

食べられない食材が複数あると、毎日の献立を考えるときに作るものに困ったり、どうしたら食べてもらえるだろうか考えることがお母さんの負担になりますよね。

そんなとき、お子さんのからだにとって必要度の高い食材を見極めて、『まずはそれが食べられればOK』というように、段階を追って進めていけば良いと考えます。

そのために、食品の重要度、優先順位を知っておくと役立つと思います。

たとえば、野菜嫌いに困っているお母さん。

お子さんは、肉魚卵大豆などのたんぱく質食品はとれていますか?

もしも、これらが問題なく食べられているのであれば、そして野菜もいくつか食べれるものがあるのであれば、ひとまずはOKとしてもよいのかなと思います。

それには理由があって、子どもの成長において、野菜よりもたんぱく質の方が必要度が高いからです。

しかも、食材の素晴らしいところは、そのたんぱく質がからだの中できちんと働くために必要なビタミンやミネラルもその食材に一緒に含まれていることが多いということ。

たんぱく質だけでなく、ビタミン・ミネラルも同時にとることができます。

お母さんの『こっそり大作戦』のさじ加減で、お子さんの成長に必要な栄養の不足を少しでも食い止めることができれば、何もしないままにしているより、お子さんの様子だけでなくお母さんの気持ちにも違いが表れてきます☆

 

 

◆食べられるものが少なくて、パンやお菓子なら喜んで食べるのでつい・・・というお母さんの罪悪感を解消できるように

食べられるものが少ないと、食事で満足感が得られなかったり、食べる量も少ないためにすぐにおなかが空いたとせがまれることもよくあることです。

食べさせられるものがないと、ついつい手っ取り早くお菓子や菓子パンなどをあげて落ち着かせてしまって、こんなことでいいのかな・・・とお母さん自身が罪悪感を感じていたり、解決策がわからずにお母さんが自信をなくしてしまっているケースもあるようです。

子どもに『我慢』をさせるのはなかなか至難のわざ。

空腹感をうまくコントロールするには、糖質のとり方がカギになります。

食べられるものの中から、糖質のとり方を工夫して、空腹感をうまくコントロールできるような食べさせ方、食品選びをしてみるとお子さんの様子に違いが出てくるかもしれません。

 

 

◆最後に

偏食を克服しようと、お母さんが頑張りすぎて疲れてしまったり、イライラしてしまったりするとお子さんにも伝わってしまいますね。

お子さんにとって食事時間をストレスタイムにしないことも、『よい栄養』に大切な要素になります。

せっかくのお母さんのその努力、お子さんを想う気持ち、それらがお子さんの食べ方にも良い変化として現れて、そのことでお母さんご自身も罪悪感から解放され、自信を感じられるようになるといいなと願っています。

 

 

【ご案内】

お子さんによって食べられるものがまちまちなので、具体的な内容は、食セッションや食セッション☆アンティパストでご質問をお受けしています。

①食セッション☆アンティパスト(ミニ講座&プチ相談)

候補日:2016年10月18日(火)または、10月27日(木)

時間:10:30~

場所:東京都内または、千葉県柏市or流山市を予定

※場所は決定後、申込された方にご連絡します。

参加費:3,500円(別途、ご自身のドリンク代をご負担くださいね)

『お子さんの偏食とどう付き合う?』というテーマで開催します。

お申し込みはこちらから

詳細はこちら

 

食べ方と食生活の個別コンサル 食セッションのご案内はこちらから

食セッションでは、あなたの食・健康に関する困ったや疑問を自由にお話しいただき、私の持っているものをフルに使って”今のあなたにとっての最善な方法”の気づきと行動をお手伝いをしています。。

その中では、お子さんの偏食に困っているお母さんのお話もぜひ聞かせてくださいね。

お子さんの様子やお母さんの気持ちをじっくりと伺ったうえで、アドバイスやご提案をさせていただいています。

fruits-863072_1920


清水綾香の食セッション~自分のからだを知ることからはじめよう~

http://ameblo.jp/tea-tree-and-more/

千葉県と東京都で、自分の内に目を向ける食べ方と食生活の個別コンサルをしています。