体にとっての必要な栄養素とは

 

 

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“We are what we eat.”

これはDr.Roger.J.Williams(ロジャー・ウィリアムス博士)の言葉で、「私たちの身体は、自分が食べたもの(口にしたもの)でできている」という意味の有名な言葉です。

 

ロジャーウィリアムス博士とは、ビタミンB複合体の一種であるパントテン酸の発見者で、葉酸の名付け親でもあります。また、生命の鎖(Chain of the life.)という栄養バランス理論を発表された方。

 

私たちは、食べてエネルギーを得ないと死んでしまう生き物。これを「従属栄養生物」と言います。

一方、植物は光合成を行なうことで、水と二酸化炭素でブドウ糖を自ら作り、そのブドウ糖をエネルギーにして成長します。だから、植物は「独立栄養生物」です。

 

私たち人間は、太陽光に当たり水と酸素を与えられても生き続けていくことはできません(不食の人は可能なのかもしれませんが?!)。

 

私たちは「従属栄養生物」なので、体の外から栄養素を得ることが必要です。

「体のために必要な栄養素」とは言い換えると、体を作っている成分と、その体が働くために必要な成分、のこと。

 

 

体を作っている成分

私たちの体は何でできているのか、と言うときに、よく「たんぱく質の塊」と表現されます。

それは、肉体を形作っている骨も、筋肉も、皮膚も、臓器も、そして、体が働くために必要な血液も、ホルモンも、神経伝達物質も、すべてがたんぱく質(アミノ酸)を材料にしているからです。

体にとって、たんぱく質はとても大事な栄養素です。

 

たんぱく質よりも先に必要な栄養素がある

けれども実は、たんぱく質よりも先に必要な栄養素があります。

それは、ビタミン・ミネラル。なぜなら、ビタミン・ミネラルがないと体の中でたんぱく質が作れないからです。

 

そのしくみを説明しますと・・・

食べた物に含まれるたんぱく質は、一度、分子レベルでバラバラに分解されてアミノ酸になってはじめて、体内に取り込まれます。取り込まれたアミノ酸が体の中で再び組み立てられて、必要なたんぱく質に作り直されます。この工程で自分の体に必要なたんぱく質が作られ、そのたんぱく質を材料にして、体に必要な物質や組織・臓器ができています。

 

体の中では、遺伝子の設計図の情報をもとに、たんぱく質が作られます。その際には、酵素(亜鉛)と補酵素(ビタミンB6、ビタミンB12)が不可欠です。亜鉛とは、ミネラルの1種です。

 

酵素と補酵素の関係を整理しておくと、補酵素とは字のごとく、酵素の働きを助ける役割を持つものです。

 

 

はじめにミネラルありき

つまり、そもそも酵素がなければ、補酵素だけあっても、たんぱく質は作ることができないことになります。

このように考えると、肉体を作っているメイン材料である「たんぱく質」は大事ですが、そのたんぱく質を作るにはビタミン・ミネラルが不可欠で、しかもビタミンよりもミネラルがまず必要になる、ということ。

ちょっと難しい内容ですが、なんとなく理解できそうですか?

「はじめにミネラルありき」で、私たちの体とその働きは創られている、と言えるのです。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 


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