【後編】その疲れ、副腎が疲れているせいかも

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

自分のからだを知ることからはじめる食セッションをしている清水綾香です。

 

前編・後編の2回に分けて書いています。

前編はこちら 【前編】その疲れ、副腎が疲れているせいかも

 

前回の記事では、ストレス時の副腎皮質の働きについて書きました。

副腎には、副腎皮質のほか、副腎髄質という部分もあり、こちらもストレスに関わる働きを担っています。

後編では、ストレス時の副腎髄質の働きについて書きます。

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副腎髄質もホルモンを生産・分泌する器官で、脳がストレスを受けるとコルチゾールというホルモンが分泌されてストレスに対処します。

副腎髄質が生産・分泌しているおもなホルモンと、そのおもな働きは次の通り。

①糖質コルチコイド(コルチゾールなど)

抗ストレス作用
糖を血液中に調達する(血糖値を上げる)
からだの中のたんぱく質を分解する(分解されたたんぱく質=アミノ酸から糖や遊離脂肪酸を作るために)
免疫抑制作用(感染症にかかりやすくなる)
抗炎症・抗アレルギー作用
昼夜の体内リズムをコントロールする
骨の形成を低下させる
脳の海馬の機能を低下させる
からだと脳の機能を興奮させる(活発化させる)
など

②鉱質コルチコイド(アルドステロンなど)

塩分と水分のバランスをコントロールする働き
血圧を適正に保つホルモン
筋肉の収縮に関わる

③性ホルモン

エストロゲン(女性ホルモン)
テストステロン(男性ホルモン)

ストレスが長期化すると、副腎髄質はコルチゾールの生産・分泌にかかりっきりになります。

そのため、ほかのホルモンの調節が手薄になり、絶妙なホルモンバランスが崩れます。

たとえば、アルドステロンの分泌が増加して、血圧上昇や、頭痛などを引き起こしたり、性ホルモンが不足して、生理トラブルを引き起こしたり、妊娠しにくくなったりするそうです。

 

また、ストレスが長期化してコルチゾール分泌が過剰になると、神経伝達物質のドーパミンやセロトニンの分泌が低下します。

◆セロトニン

不安や興奮、不快感を鎮める「リラックス」のホルモン
ドーパミン(快)やノルアドレナリン(不快)の情報をコ ントロールして鎮める精神安定の効果がある。
セロトニン分泌が低下するとストレスに打たれ弱くなり、喜怒哀楽が激しくなったり、うつっぽくなったりするのだそう。

ホルモンや神経伝達物質という言葉が連発して、ちょっと難しい話になってきていますが・・・大丈夫ですw

副腎が関わっているからだの働きがいかに多岐に渡るかということさえ伝われば十分。

 

そして、一番重要なのがコルチゾールの働き。

何らかのストレス状態が長期化すると、ストレス対応ホルモンであるコルチゾールがずーっと分泌され続けることになり、体内でコルチゾールが過剰になります(初期段階)。

コルチゾールが過剰なままだと、

 血糖値が高くなり、
筋肉が落ちてきて、
免疫力は低下します。

コルチゾールには、炎症を抑える働きがあるのですが、これは免疫力を低下させることで 炎症を抑えているからなのです。

そのため、コルチゾール過剰が続くと免疫力低下によって風邪やインフルエンザほか、感染症にかかりやすくなります。

 

疲れているときや忙しさがピークを過ぎたとたんに風邪を引いたりするのは、副腎の機能低下が関係していたのかもしれませんね。

ちなみに、この『炎症』というのは、熱や腫れといった症状のことをさします。からだのどこかに傷ができたり、体内に細菌やウィルスが侵入したときなどに必要な反応で、免疫システムが正常に働いている証拠です。

 

さて、前編後編でお伝えしてきたように、副腎という臓器が生産・分泌しているホルモンや神経伝達物質は全身のあらゆる症状に関わっているということが、なんとなくおわかりいただけたでしょか。
副腎がお疲れモードになり機能が落ちると、副腎が関わっている全身のあらゆるところに症状が現れる可能性があります。
どんな機能に支障が出るかをもう一度整理すると・・・

血糖調節
免疫機能
筋肉量・骨
血圧、むくみ
性機能(生理トラブル、生理前症候群=PMS、妊娠しにくい など)
心臓機能
不眠、うつ
記憶力
など。

改めて見てみると、どれもよくある症状ばかり。

副腎の機能低下で現れてくるのは、聞いたこともないような症状ではないのですよね。

副腎疲労で現れる症状は、ほかのよくある疾患や病気の前触れとよく似ていると言われます。

実際、よく間違われるのだそうです。

今のところ一般的な病院で『副腎疲労』という診断や治療を行なっているところはほとんどないそうです。

 

私は、脈拍や瞳孔で行なうセルフチェックを使って、ときどき自分のからだをチェックしていいます。

セルフチェックの方法を知っていると、精度は高くないとしても自分で早めに気づけてセルフケアできるからいいなぁと、個人的に大活躍しています。

 

以前、私が副腎疲労があるのを見つけていただいた治療院のアプライドキネシオロジー検査もおすすめです。

こちらも採血なしで、痛みを伴わない検査法ですし、セルフチェックより当然、精度が高く、もちろん治療もしていただけます。

副腎疲労症候群を扱っているクリニック(自由診療が多い)も増えてきていますね。

 

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

【ご案内】

食セッションでは、あなたの食・健康に関する困ったや疑問を自由にお話しいただき、私の持っているものをフルに使って”今のあなたにとっての最善な方法”の気づきと行動をお手伝いをしています。

その中で、手軽に自分できるセルフチェックを取り入れた健康管理術や副腎疲労になりにくい食生活のお話もさせていただいていますよ。

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千葉県と東京都で、自分の内に目を向ける食べ方と食生活の個別コンサルをしています。

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